トップページ » 研究室 » 北田栄 研究室

北田栄 研究室

北田栄研究室ホームページへ

微生物バシラス・チューリンジェンシス(Bacillus thuringiensis 〔通称:Bt菌)は、細胞内に様々な凝集性タンパク質を蓄積します。一部の菌株では、強い殺虫性毒素を生産し、人畜に無害であるため生物農薬として利用されています。さらに、殺虫性タンパク質遺伝子をトウモロコシなどに導入した組み換え作物の栽培が海外で進んでいます。
一方、多くのBt菌株では機能未知なタンパク質が細胞内で生産されます。このようなタンパク質のなかから、ヒトがん細胞に特異的な毒性作用を示すパラスポリンが発見されました。
私たちの研究室では、パラスポリン2について基礎から応用を目指した抗がん研究を行っています。パラスポリン2は、ヒト肝がん・大腸がんなど特定のがん細胞に選択的な細胞死を引き起こしますが、正常細胞にはあまり影響を与えません。また、研究の過程でこのパラスポリン2がトリパノソーマ(熱帯地域で蔓延している病原寄生虫)に対して興味深い作用を示すこともわかってきました。

kitada-lab

最近の著書・研究論文などはこちらのページをご覧ください。

»一覧に戻る

↑ページトップ