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生命情報工学科主催講演会のお知らせ

講演会のご案内
題目:ヘムオキシゲナーゼの構造と反応機構
講師:野口正人 教授(久留米大学医学部)
日時:平成20年1月22日(火)14:30-16:00
場所:1201講義室

概要:


ヘムの生理的分解は、小胞体に存在するヘムオキシゲナーゼ(HO)によって行われます。HOは、NADPH-シトクロムP450還元酵素(CPR)から電子の供給を受け、ヘムを3段階のオキシゲナ-ゼ反応によって分解し、ビリベルジン、一酸化炭素)および鉄イオンを生成します。HOによるヘム分解反応は、基質ヘムが補酵素として作用し、自己触媒的に分解するという特殊性があります。私たちは、これまで、ラットHOとCPRの可溶性酵素を大腸菌で発現できる系を確立し、X線結晶構造解析、共鳴プラズモン共鳴法および嫌気実験法を用いて、HOの触媒機序、特にHO-CPR間の相互作用について検討してきました。HO反応において最も興味深いのは、いかに複数個(理論的には7)の外部電子がHOに供給され、多段階の中間反応を経て、ヘムが分解されるかという点です。講演では,HOの結晶構造に基づいたHOとCPR間の電子伝達機構を中心にお話しをします。

講演会世話人:坂本寛

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