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「ネットワークから捉える代謝システムの設計原理」4月18日開催

講師: 竹本和広 助教

日時:平成24年4月18日(水)17:00-18:00

場所:新棟 N712

内容:生物は、長い進化過程において代謝系を変化させることでさまざまな代謝物を合成し、環境に適応してきた。このような代謝ネットワークの形成に働く原理を明らかにすることは、適応進化の理解や生命現象の制御において重要である。近年、多くの種の代謝ネットワークが利用可能となり、その形成や適応の機構について徐々にではあるが理解が進んでいる。発表者は、そのような代謝ネットワークの設計原理について、数理モデルの構築とデータ解析から様々な知見を見出してきた。本発表では、そのいくつかについて紹介する。特に、代謝ネットワーク構造と生育条件の関係や熱ショックタンパク質が代謝ネットワークの形成に与える影響について議論する。また、遺伝子の重複や水平伝播のような進化イベントが代謝ネットワーク構造の与える影響について考察し、それに基づく数理モデルを紹介する。このモデルは単純ながらも実データとよく適合し、代謝ネットワークの形成について簡潔な視点を与える。

世話人:倉田博之

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