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「ミトコンドリアの形態変化とその制御機構」 10月6日開催

日時:2011年 10月6日(木) 13:00~
場所:大学院セミナー室7F(総合研究棟)   
講師:岡 敏彦 先生
   九州大学大学院 医学研究院 分子生命科学系部門
概要
ミトコンドリアの形態は、細胞の内外環境に応答して非常にダイナミックに変化(伸
長と断片化)する。多くのエネルギー(ATPなど)を必要とする細胞では、伸長したミ
トコンドリアが細胞内に広がるネットワーク状の形態を示し、アポトーシスの際には
小さく断片化する。この様な動的変化は、ミトコンドリア膜同士の融合と分裂の機構
を中心に研究が進められてきた。私達は、線虫や動物細胞を用いてミトコンドリア形
態を制御する因子を同定・解析してきた。その中で、ミトコンドリア内膜が陥入した
膜構造(クリステ構造)がミトコンドリア形態維持にとって重要であり、細胞の内外
環境に素早く応答することを見出した。また、ミトコンドリアの細胞内移動を制御す
る新規キネシン分子を見出すことで、細胞内でのミトコンドリア配置も形態維持に
とって重要であることを明らかにした。本セミナーでは、ミトコンドリア膜の融合と
分裂による形態制御だけでなく、膜形状形成とオルガネラ移動という新しい観点から
ミトコンドリア形態の制御機構を議論したい。

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